老犬介護:1日に必要な水分量は?体重早見表あり

老犬介護:1日に必要な水分量は?体重早見表あり

人間と同様に、犬にも1日に必要な水分量は決まっています。ちなみに人間の場合、1日に必要な水分量は体重1kgにつき約35mlらしい(計算してみたけどそんなに飲めない…)

また、愛犬が寝たきりになり自力で水が飲めなくなった場合は、飼い主が1日の必要な水分量をしっかり管理する必要があります。

目次

犬が1日に必要とする水分量

犬が1日に摂取すべき水分量は「体重(kg)の0.75乗×132」で計算することが可能です。しかし、体重は変化するし、計算が面倒なので一気に表にまとめました。

体重1日に必要な水分量
1kg132ml
2kg222ml
3kg301ml
4kg373ml
5kg441ml
6kg506ml
7kg568ml
8kg628ml
9kg686ml
10kg742ml
11kg797ml
12kg851ml
13kg904ml
14kg955ml
15kg1006ml

上記はあくまで目安になりあます。体重だけでなく、年齢によっても1日に必要な水分量は異なります。愛犬が高齢になれば水をたくさん飲むことは難しくなるでしょうし、逆に多少の飲み過ぎも問題ないありません。そこまでシビアにならず、極端に水分補給が足りないという状況だけは避けるようにしましょう。

犬が1日に必要とする水分量

ウェットフードは80%が水分

1日に必要な水分量は、フードに含まれる水分も含みます。ちなみに、ウェットフードは約80%、ドライフードは約10%が水分。

ちなみに、コタロウは1日にウェットフード約200g、ドライフード約50gをお湯でふやかして食べているので、ご飯だけで200mlほど、1日に必要な水分量の2/5を摂取していると思われます。

ウェットフードは80%が水分

こんな時は脱水症状に注意

1日の水分摂取量が足りないと、犬でも脱水症状になります。次のような症状が見られた場合は脱水症状に注意しましょう。

  • オシッコの量が少ない
  • オシッコの色が濃くて臭う
  • ハァハァと息を切らした呼吸をしている
  • ご飯を食べなくなった
  • 下痢や嘔吐をしている

夏は暑さを和らげるために水をよく飲みますが、涼しい冬は水をあまり飲まなくなります。また、ステロイド剤といった薬の作用でいつもより水をよく飲むようになる場合もあります。

老犬介護でこんな時は脱水症状に注意

飼い主は「今日、どのくらいの水を飲んだか?」をしっかり把握して、脱水症状にならないように気をつけましょう。

毎回、飲み水の量を測るのが面倒という場合は、メモリが書いてある水飲み器もあります。ひと目で飲んだ水の量が分かるのでおすすめですよ。

飲まなくなったら皮下点滴も検討する

全く水を飲まなくなった、ペットスェットや鶏の煮汁のような香りが強くて嗜好性の高い飲み物も飲まない、脱水が心配という場合は皮下点滴を検討して下さい。

人間が脱水症状になった場合は静脈注射で水分補給を行いますが、動物の皮下点滴は皮膚と筋肉と間に空間に針で水分を入れ、時間をかけて体内に水分を吸収させるという処置です。数千円程度で、どこの動物病院でも対応してくれるはずです。獣医師に相談すれば、自宅で飼い主自身が行ないこと可能です。詳細は下記の記事を参考にしてみて下さい。

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この記事を書いた人

柴犬コタロウの老犬介護に生活の全てを捧げたアラサーおじさん。千葉の先端にある古民家で暮らしてます。保護猫2匹も一緒に住んでます。Twitter、Instagram、YouTubeでも老犬介護の情報を発信しています。

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