老犬介護ではウェットティッシュがあると何かと便利です。ティッシュじゃ物足りない、でも濡れタオルを使うまでもない、そういった時にウェットティッシュがちょうど良かった。
このページでは、老犬介護のウェットティッシュは何を使っていたのか?また、どういった時に便利だったか?など、実際にコタロウの介護でウェットティッシュが役立ったときの事例を交えてご紹介していきます。
ウェットティッシュは赤ちゃん用のおしりふきを購入
使用していたのはAmazonで購入した赤ちゃん用おしりふきです。製造元は「激落くん」などを作っている株式会社レック。
パッケージ裏の表記を確認すると、成分は純粋99%でほぼ水らしいです。ちなみに残りの1%は、
- 加水分解コラーゲン
- モモ葉エキス
- ブチレングリコール(BG)
- カプリン酸グリセリン
- PEG-4
- フェノキシエタノール
- ポリアミノプロピルビグアニド
- ベンザルコニウムクロリド
となっており、主に保湿・殺菌・消毒成分だそうです。
パラベン、プロピレングリコール(PG)、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル(IPBC)、アルコール、香料、着色料といった防腐剤や添加物が使われていないこと、国内製造だということ、そして赤ちゃんの敏感な肌にも使用できるので、愛犬にも安心して使えるのではないでしょうか。
オープンシールで取り出しやすく、必要な時にサッと使えて便利です。箱買いすれば1枚約1円と経済的なので躊躇なく使えますね(購入時は2000円ほどでした)
続いて、どういった時にウェットティッシュが役立ったのかをご紹介していきます。
肉球をキレイにするとき
肉球に保湿クリームを塗る前には、古い保湿クリームやアカといった汚れを拭き取るようにしていました。そのときにウェットティッシュを使っていました。赤ちゃん用のおしりふきには保湿成分も含まれているので、ちょうどいいかもしれませんね。
また、肉球保湿クリームを塗り終わった後、手のベタつきを拭き取る際にもウェットティッシュがあると便利です。愛用していた肉球保湿クリーム「マッシャーズ」であれば、ウェットティッシュで手を拭くだけでベタつきは取れました。
お尻やお股を拭くとき
歩くことも、立つことも出来なかったコタロウはずっとオムツ生活。横に寝た状態でオシッコやウンチをするため、オムツをしててもお尻やお股は汚れがちでした。
1日に3〜5回のオムツ交換を行うのですが、その時にウェットティッシュが有ると無いとでは大違いです。サッと取り出して、拭き終わったらそのまま捨てられるためとても便利です。便利だからこそ、コタロウのお尻やお股を常に清潔に保つことが出来たのだと実感しています。
質感も赤ちゃん用のおしりふきというだけあって、ティッシュよりも柔らかく、安心して使うことができます。
食後に口の周りを拭くとき
食事介助後の口の周りをキレイに拭き取る時にも、ウェットティッシュは大活躍でした。
寝たきりになってからのコタロウは、器を近づけたり、シリコンスプーンで補助しないとご飯が食べられませんでした。不自由だったため、どうしても食べこぼしがすごかった。口の周りにもたくさんご飯を付けていました。そんな時に、使い捨てのウェットティッシュはとても便利でした。
何かちょっと拭きたいとき
コタロウの体を拭くときは、基本的に濡れタオルを使っていましたが、顔の周りや耳アカ掃除、お尻や尻尾などちょっと拭きたいなってときにウェットティッシュがあると便利です。
なお、目ヤニの拭き取りには使わないようが良いかと思います。パッケージ裏の使用上の注意に「目に入らないように注意してください」とあったので、目ヤニを拭き取るときはティッシュを濡らしたものを使っていました。
あとは、コタロウを寝かせていた長座布団、リラクッションなど、コタロウの体を拭く以外にもちょっと汚れが気になったときにサッと使えて便利でした。車椅子で外に出した後、室内でも使えるように車輪をウェットティッシュ拭いていました。
赤ちゃん用のおしりふきは成分はほぼ水なので、濡れティッシュ感覚でも使えます。
老犬介護は育児グッズを活用しよう
赤ちゃん用おしりふき以外にも、オムツやスタイ(ヨダレ掛け)、シリコン食器などの育児グッズが老犬介護に役立つ場面はたくさんありました。
「犬の介護だから犬用の商品を」といった固定観念に縛られず、柔軟な発想で必要なものを買い揃えると家計にも優しい老犬介護が行えるでしょう。
コメント一覧 (2件)
初めまして
現在17歳のミックス犬の介護中です
年明けから夜鳴きがひどくなり、悩んで調べている中でこちらにたどり着きました。
病院からトラゾドンを処方されましたが、やはり夜鳴きがあり、一緒に処方された精神安定剤を飲ませると、さらに夜鳴きが酷くなって途方に暮れましたが、こちらの記事で原因や対処法のヒントを掴めました
長く介護されたことを、とても尊敬します
また、参考にさせていただきますね
コメントありがとうございます。また、介護お疲れ様です。
トラゾドンは副作用が少ない反面、イマイチ効果が得られない場合もありそうですね。アセプロマジンやジアゼパム系と違って危険性は少ないので、薬の量を少しずつ増やしてみて様子を見ても良いかと思います。あとは日光浴をしてセロトニンの分泌を促すのも効果的かと思います。
大変かとは思いますが、頑張ってください。