老犬介護:ペットシーツのサイズのおすすめは?敷きっぱなしにしない理由

老犬介護:ペットシーツのサイズのおすすめは?敷きっぱなしにしない理由

老犬介護ではペットシーツ(ペットシート)が必需品。おそらく尋常じゃない量を使うことになるでしょう。そうなった時、どのサイズを購入すればいいのか?また、どういう風に使えばいいのか?という疑問。

そこでこのページでは、老犬介護におけるペットシーツのアレコレをご紹介していきます。老犬介護が始まった方、またこれから老犬介護を控えている方の参考になれば幸いです。

目次

小さいペットシーツの方が使い勝手がいい

ペットシーツにはいくつかのサイズがあります。一般的に、レギュラー、ワイド、スーパーワイドのような3種類になるかと思います。

ペットシーツはレギュラー、ワイド、スーパーワイドなどの3種類

あとは吸水性の違い。オシッコで一度汚れたらすぐに取り替えなきゃダメなもの、数回なら吸水可能なもの。その他にも、消臭機能が備わっていたり、ズレにくいように裏面加工されているペットシーツも売られています。

いろんな種類がありますが、一番小さいレギュラーサイズで、ノーマルの一番安いペットシーツでOK。我が家ではワイドサイズをさらに四分割にハサミで切って、A4サイズほどにして使っていました。小さい方が何かと使い勝手がいいですし、何よりも老犬介護となると使う量がパンパない。

ペットシーツは小さいほうが使い勝手がいい

オシッコやウンチ以外にも、食事の食べこぼし、リラクッションの汚れ防止など、老犬介護におけるペットシーツの用途は様々。小さいペットシーツの方が幅広いシチュエーションで使いやすかったです。

リラクッションにペットシーツを敷いて汚れ防止

ペットシーツも積み重なると安くありません。大きめのペットシーツの端っこがちょっと汚れたくらいで捨てるのはもったいないので、無駄なく使える小さいペットシーツがおすすめです。

ペットシーツをマナーウェアの代わりに使ってみた

コタロウが寝たきりになる前、前庭疾患で歩けなくなった時の話です。

犬用のオムツやマナーウェアがあまりにも高すぎて何かいい方法はないか?と探していた時、SNSで教えてもらったのが「ペットシーツをお腹に巻いてマナーウェアの代わりにする」という方法。

なるほど!と思ってアレやコレや試行錯誤して試してみたものの、結局ダメでした。

ペットシーツをマナーウェアの代わりに使ってみた

巻きつけて固定することが難しいのと、オムツなどに比べて吸水性が格段に劣るということ。あの時は、結局幼児用の紙オムツを履かせて乗り切りました。

ベッドの汚れ防止に大きなペットシーツをカバーの中に入れる

コタロウのベッドとして使っていたのは、ホームセンターで購入した長座布団です。一緒にカバーも購入して、長座布団とカバーの間に一番大きい大判サイズのペットシーツを入れていました。

ベッドの汚れ防止に大きなペットシーツをカバーの中に入れる

こうすることで、万が一、オシッコが漏れても長座布団はセーフ。シーツだけ洗えばOKになります。

ウンチのキャッチはキッチンペーパー

コタロウは紙オムツはしていませんでした。その代わり、高齢者介護用の尿とりパッドをマナーウェアのようにお腹に巻いていました。オシッコ対策はこれが正解でした。

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そうなるとウンチの方ですが、寝たきり老犬なのでウンチも横になった状態でします。ウンチが出るタイミングってなんとなく分かるんですよね。尻尾がクイックイッって動くんで。なので、その都度キッチンペーパーでキャッチしていました。間に合わなくても、キッチンペーパーで拾って、ウェットティッシュでシーツを拭けばOK。

ちなみに、ティッシュじゃなくてキッチンペーパーを使う理由ですが、ティッシュだと重さに耐えられず破けるからです。

ウンチをする度にペットシーツでキャッチしてたら、ちょっともったいない。ペットシーツは1枚8円ほどなので、キッチンペーパーの方が低コスト。ただしこれはコロコロウンチに限った話しです。

下痢中の老犬介護を楽にするペットシーツ裏技

ウンチが固ければキッチンペーパーでキャッチできますが、下痢をしている時はそうもいかない。常時、垂れ流し状態になってしまうので、その際は常にお尻の下にペットシーツを敷いていました。

下痢中の老犬介護を楽にするペットシーツ裏技

下痢が始まった時は30分おきに交換、激しい時は5分おきにペットシーツを交換していました。そこで老犬介護を楽にするちょっとした裏技ですが、ペットシーツを5枚くらい重ねてお尻の下に敷いておく。これだけで負担が減ります。交換時のベッドカバー汚れも防げるのでおすすめです。

ただ、下痢をした時を除いて、ペットシーツを敷きっぱなしには極力しませんでした。

老犬介護でペットシーツ敷きっぱなしにしない理由

寝たきり老犬介護をしている方で、愛犬の下にペットシーツを敷きっぱなしにしている方は多いと思います。確かにペットシーツを敷いていた方が、汚れても取り替えるだけでOKなので洗濯の手間が減りますし、衛生面を考えても間違いではないのかも知れません。

コタロウの老犬介護が始まった当初、我が家もペットシーツ敷きっぱなしでした。

老犬介護でペットシーツを敷きっぱなしにすることについて

ただ、ペットシーツの上に寝かされているコタロウはどういう気持ちなんだろうって。あの紙の感触って嫌じゃないかな?違和感ないかな?匂いはどうなんだろう?

そう思うようになってから、長座布団とカバーの間にペットシーツを挟む方法をとっていました。手間はかかりますが、少しでもコタロウが快適になるようにと。

老犬介護でペットシーツ敷きっぱなしにしない理由

あとは褥瘡(床ずれ)の観点から。コタロウは1年以上寝たきりでしたが、最期、下痢が酷くなるまで褥瘡は一つも出来ませんでした。こまめな体位変換していたことも要因だと思いますが、やっぱりベッド環境が正解だった気がします。

ただペットシーツを敷けばいいって訳じゃない

ペットシーツはとても便利な商品です。ペットシーツがなければ老犬介護は決して成り立たないと思います。安くて使い捨てのペットシーツはまさに老犬介護の必須アイテム。救世主です。

ただし安いからといって、やたら無闇に寝たきり老犬の下にペットシーツを敷き詰めればいい、という訳じゃないと個人的には考えます。

ペットシーツの上に寝かされる愛犬の気持ちはどうなんだろう?自分だったら使い慣れたベッドで寝たいかな。使い慣れたクッションやシーツの感触、匂い…ちょっとでも環境が変わったらストレスになる子もいます。

我が家のようなやり方は、結局、飼い主側の負担になるので一概に良いとは言えませんが、もし余裕があるならペットシーツの使い方を考えて頂ければと思います。

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この記事を書いた人

柴犬コタロウの老犬介護に生活の全てを捧げたアラサーおじさん。千葉の先端にある古民家で暮らしてます。保護猫2匹も一緒に住んでます。Twitter、Instagram、YouTubeでも老犬介護の情報を発信しています。

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